例会開催についてのご案内(2022年12月14日@オンライン)
近世史研究会会員各位
平素より近世史研究会の活動にご理解・ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。
大変長らくご無沙汰をしておりましたが、近世史研究会では、この度例会として福元啓介氏(尚古集成館)をお招きし、下記のとおり報告会を開催いたします。
会員の皆さまにおかれましては、奮ってご参加ください。
また、本例会の広報につきましてもご協力をいただけますと幸いです。
直前のご連絡となり、大変恐縮でございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
【開催要領】
日時:2022年12月14日(水)18:00~20:00(仮) オンライン開催(Zoom)
報告者:福元啓介氏(尚古集成館)
報告タイトル:「文化・文政期の薩摩藩内における政治的対立とその特質—島津重豪の藩政「介助」をめぐる対幕交渉から」(仮)
報告要旨:
本報告では、いわゆる大御所時代における薩摩藩・島津家について、内部で生じていた政治的対立と、それに対する幕府の関与を中心に分析する。
当該期、島津家25代・重豪は将軍岳父として絶大な権勢をふるい、隠居の身でありながら藩内外に多大な影響力を行使したとされる。
しかし、同時期に行われた重豪による幕閣に対する盛んな内願交渉を分析すると、政治的な対立から強制隠居させた嫡子・斉宣との緊張関係が長く持続していたことが判明する。
従来の重豪に対する評価に再考を試みるとともに、幕政との関係も展望したい。
申込み方法:
下記フォームよりお申し込みください。開催数日前をめどに、配信URLおよびレジュメをメールにてお知らせします。
https://forms.gle/VUqh66z3nqN5j75y9
申込み期限:開催前日23:59まで
問い合わせ先:
近世史研究会(kinseishikenkyukai@gmail.com )